慢性前立腺炎の原因はアルコール?血管の拡張作用が逆効果になる事も!

アルコールが慢性前立腺炎に与える影響

お酒などのアルコールが好きで毎日飲んでいる方も多いかと思いますが
アルコールが身体にどのような影響を与えるのか勉強していきたいと思います。

一般的には「お酒は百薬の長」と言われるように、適度な飲酒が健康にも良いとされています。
これはアルコールを摂取することでリラックス効果が得られて、血行を促進できるからです。

またこのリラックスをする事で副交感神経が優位になって
血管が拡張されるので、血液も流れやすくなるのですが

日ごろストレスが多くて緊張状態にある交感神経優位の時が多い人にとっては、
適度な飲酒が健康にもプラスになるようです。

しかし、アルコールの血管の拡張作用が慢性前立腺炎の方の場合は逆効果になります。

アルコールによって血管が拡張すると、骨盤内の充血やうっ血を引き起こす事があり、
これが原因で前立腺の炎症が悪化する方がいるのです。

そして炎症が悪化すれば当然、頻尿や排尿痛、残尿感などの症状が強くなる事になります。

アルコールにはおしっこを多く作る利尿作用もありますが、
腫れ上がっている前立腺を更に充血させてしまうので症状を悪化させてしまいますので
慢性前立腺炎の場合は飲酒は控えるようにしてくださいね!

慢性前立腺炎の原因はアルコールのまとめ

慢性前立腺炎の症状を悪化させる可能性のあるアルコールは飲まないのが理想ですが
お酒が好きな人や付き合いで飲み会を断れない人にとって、
完全にお酒を断つことはなかなか難しいですよね。

ストレス解消にお酒を飲む人にとっては
ストレス自体も慢性前立腺炎を悪化させると言われますから、
適量は飲んだほうが良いのかもしれません。

そのような場合は、症状が悪化しない様に
アルコール度数の低いお酒を飲むようにしたり
上手に付き合う術を身につけるしかありません。

ただし下腹部の痛みや違和感などの症状がひどく出ているときには
やっぱりお酒を飲まないようにしましょう。