慢性前立腺炎には、細菌が原因となっている「細菌性」と、
検査で細菌が発見できない「非細菌性」があります。
細菌性か非細菌性かで、治療法も異なってきますが
私の場合は「非細菌性」でした!
細菌性の慢性前立腺炎の治療
細菌が原因となっている細菌性慢性前立腺炎には、抗生物質の投与が効果的ですが
急性と比べて抗生物質の効果が出にくいため、そのほかの治療とあわせて行うことが多くなります。
原因となっている細菌は、大腸菌を始めとしたグラム陰性桿菌であることがほとんどで、
抗生物質を4週間ほど内服するのが一般的で、抗生物質の効果がみられない場合には、
セルニルトンや漢方薬が処方されることもあります。
また、痛みと腫れを軽減するために、鎮痛剤や抗炎症薬を用いることもあり
前立腺の筋肉の緊張をやわらげるアルファ遮断薬を使い症状を軽くするほか、
医師が直腸に指を入れて行う前立腺マッサージや温座浴などの温熱療法を行うこともあります。
非細菌性の慢性前立腺炎の治療
非細菌性の慢性前立腺炎は原因がはっきりわかっていないため、治療法も確立していなく
医師の経験にもとづいて対症療法的な治療を行うのが一般的といわれています。
ただし、非細菌性でも抗生物質の投与により症状が軽くなることもあり、
通常の検査では見つけることのできないクラミジアやウレアプラズマといった
病原微生物が関係しているためだと考えられています。
また、検査の際に菌が偶然発見されなかったもしくは菌の量が少なく
陰性となってしまった可能性もありので
非細菌性の慢性前立腺炎と診断した場合でも、抗生物質を用いた治療は行われます。
また、消炎鎮痛剤や前立腺マッサージの効果も期待できると考えられており
温座浴などの温熱治療が行われることもあります。
慢性前立腺炎の治療のまとめ
いかがでしたか。非細菌性の場合、ストレスなど精神的・心理的な問題が原因
となっている可能性も考えられています。
慢性前立腺炎は、急性に比べて治療に時間がかかるのが特徴で
個人差はありますが、数年かかる場合もありなかなか完治が難しいといわれております。
私も数年かかってしまい何年もセルニルトンを服用していました!
慢性前立腺炎で悩んでいる方は諦めずにコツコツ改善に取り組んで下さいね!